調性の不思議 ♪ <その 2 / 明るく聞こえる短調?>
長調と短調を聴き比べて ♫
初めて短調の曲を練習する時に、長調と短調の違いを実感させる曲(途中 転調していく曲)と
終始 短調である練習曲があります。
転調する練習曲に『 晴れの日と雨の日 』などとタイトルが表現されていると
天候のイメージも合わせて調の違いを感じさせることができます。
終始 短調の曲では、受取るイメージは本人の感性になります。
調性の感性は、後天的なものだといわれますが、
ほとんどの生徒ちゃんは長調を明るい感じ、短調を暗い感じだと答えます。
ですが、稀に「 わからない 」「 明るい(短調) 」と答える生徒ちゃんもいます。
6歳の Y ちゃん、H ちゃんも短調を明るい・・と答えました。
明るく聞こえてくる短調 (^^♪
短調が明るいイメージとして聞こえる理由の一つに曲の持つテンポがあります。
子どもたちが TV などで観る番組、アニメの主題歌などにも
結構 アップテンポのカッコいい短調の曲があります。
ルパン三世のテーマや美少女戦士セーラームーン、新世紀エヴァンゲリオンなど
これらを聴いていると短調の中にも明るいイメージがうかがえますね。
短調とは基本となる音列が短音階に基づく曲で一般的に暗い響きといわれます。
クラシック曲ならモーツァルトの『 トルコ行進曲 』や ネッケの『 クシコスポスト 』、
ブルグミュラーの『 アラベスク 』などはアップテンポで暗いイメージとして聞えてきませんね。
ではスローテンポのバラード(短調)なら?
凹んだ時など、案外 相応して気持ちを落ち着かせてくれます。
短音階・長音階の音列を聞き分ける回答だけではなく、
曲全体の(テンポも含め)イメージを捉えられる感受性もなかなか素晴らしいですね。
<クシコスポスト ♪ >
ドイツの作曲家 ヘルマン・ネッケ(1850~1912)作曲のピアノ小品。
運動会のかけっこなどの BGM で有名ですね。
クシコス / Csikos とは、マジャール語で『 馬 』を意味し、ポストは郵便で
『 クシコスポスト = 郵便馬車 』になります (o^―^o)
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