北欧ブーム（トーベ・ヤンソン / シベリウス）

2014/12/26 2015/05/29

トーベ・マリカ・ヤンソン（1914-2001）

　今年（2014年)は、トーベヤンソン氏生誕 100周年と盛り上がり、
街の至るところでムーミングッズを見かけました。
フィンランドの小説家であり、ファンタジー作家・児童文学作家で知られ、
言うまでもなく代表作『ムーミン』は日本人の誰もが知っている愛すべきキャラクターですね。
彫刻家の父、画家の母を両親に持つヤンソン氏は、自然と絵を覚えたといいます。
フィンランドでは、画家としても高く評価されています。

ムーミン

ヤン・シベリウス（1865-1957）

　森と湖の国、フィンランドの国民的作曲家。
代表曲は、交響詩『フィンランディア』『トゥオネラの白鳥』
『ヴァイオリン協奏曲ニ短調』など。
自然と静寂をこよなく愛し、厳しい自然を思わせる力強い作風で、
「冬っぽい・・」「寒い感じ・・」との感想をよく聞きます。
愛妻アイノと 5人の娘たちに囲まれ、ヘルシンキ郊外の田園都市で幸せな家庭を築きました。
日本にも結構熱烈なファンがおられます。

　作曲家として本腰を入れたのが、27歳頃で約 40年近く作曲活動を行い、
交響曲第 8番を書き始めた頃（65歳の時）ピタリと作曲活動を止めてしまった・・
というエピソードは有名です。
その後、92歳で亡くなるまで、沈黙を守り、その理由は、音楽界で憶測で語られてはいますが、
実際は謎？のようです。

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